
新型コロナウイルスが東京を中心に拡大していますが、沖縄の米軍基地でも感染が拡大していることが話題になっています。
7月11日、沖縄県内の米軍基地で11日までに60人以上が感染していたことが発表されました。
これまで沖縄の米軍はほとんど話題になっていなかったので、気にもしていなかった方が大半ではないでしょうか。
そこで今回は、沖縄米軍の新型コロナ感染の状況を調べてみました。
- 沖縄米軍の集団感染の原因は?
- なぜ迅速に感染者の発表をしないのか?
などを紹介しますので良かったら読んでみてください。
目次
沖縄米軍の集団クラスターの原因はバーベキュー?100人超えが感染との情報も
【速報】沖縄県の米軍基地内でクラスターか 60人超との情報https://t.co/KYCpI7DILm
— 地震・ニュース速報@Yahoo!ニュース (@YahooTopicsEdit) July 11, 2020
米軍基地で新型コロナ感染が確認とありますが、
そのうち38人が普天間基地内で確認されているようです。
その他で感染者が多いのがキャンプ・ハンセン
厄介なのは米軍が感染者の詳細な情報を公開しないこと
公開しない理由はプライバシーの保護を目的としているようですが、この非常事態に情報を公開・共有することで
迅速に対策をすることが可能なのにこれでは対応が遅れてさらに感染が拡大しそうで心配です。
60人超えとのことで一部では新型コロナ感染者が3桁になっているのではとの情報もあります。
許可を得ずに米国人がバーベキュー 米軍関係者も出席していた?
米国の独立記念日だった7月4日、
沖縄県うるま市勝連の肝高(きむたか)公園で許可を得ずにバーベキューをしていたことも判明しています。
バーベキューの参加者には米兵や軍属もいたようです。
規制を緩和していくのは仕方のないことですが
バーベキューは新型コロナが感染しやすいと言われるバイキングに近い形式の食事
『感染者』が料理の入った容器やトング、
飲み物のピッチャーなどの持ち手を触ることで「ウイルス」を
拡散させることはこれまでの検証から確認済み
こういったイベントから感染が拡大している可能性が非常に高そうです
なぜ?今後も米軍は感染者数を公表する予定ナシ
これだけ米軍基地内で新型コロナの集団感染が起こっているのに米軍は「感染者を公表しない」という話を報道機関に発表しています。
なぜ?
米軍基地内だけで感染者の対応できるのであればそれでいいかもしれません。
でも実際には、軍の関係者が基地外に外出することもありますし情報共有は大切
なにかプライバシーの保護以外にも理由があるのではないか?
もしかしたら
米軍駐留の批判のためにコロナ感染者の報道がされるのを嫌ったのでしょうか
過去、沖縄県と米軍の関係は普天間基地移設問題など関係はあまり良くない。
地元の新聞でも米軍は批判の的にされることが多いようです。
こうした状況の中で、感染者の公表を行うとさらに批判される可能性が。
なので批判をさけるために公表をしないとなったのかもしれませんね
まとめ
今回は、沖縄米軍の新型コロナの集団感染について調べてみました。わかったことは、
- 米軍基地内でこれまでに60名以上の感染者が出ている
- 感染原因はバーベキューなどの不要不急のイベントの可能性が高い
- これからも米軍内の新型コロナ感染者の数や詳細は公表しない
大事なのはこれから感染拡大を抑えること。一丸となって拡大防止の対策を打てるといいのですが・・。今回は以上です!